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2 級施工管理技士補を取得するメリットとは?取得方法のまとめ

土木関連資格には、さまざまなものがあります。
2級施工管理技士補はその中の一つで、施工管理技士の登竜門といわれる資格です。
2級施工管理技士補を取得することで得られるメリットや、どのような資格なのかをまとめます。

2 級施工管理技士補を取得するメリットとは?取得方法のまとめ

施工管理技士補とは

施工管理技士補は2020年10月に改正された建設業法により創設された国家資格です。
2級管理技術検定の一次試験に合格すると2級施工管理技士補の資格が得られます。

従来の施工管理技士検定との違い

建設業法改正以前から施工管理技術技士検定はありました。
検定試験は学科試験と実地試験の二つに分かれており、学科試験合格後に実地試験を受験し合格しなければ施工管理技士にはなれませんでした。

実地試験に不合格となった場合、翌年までは学科試験免除が受けられましたが、それ以降は再び学科試験から受け直さなければなりませんでした。
ですが、今回の改正により、施工管理技術士検定は「第一次検定」と「第二次検定」の段階に分かれました。

従来の学科試験が第一次検定で、実地試験が第二次検定と考えればわかりやすいでしょう。
第一次検定に合格すると、施工管理技士補の商号が与えられます。
この施工管理技士補の資格は永年有効となるため、仮に第二次検定に不合格となっても「施工管理技士補」としての資格が得られるのです。

2級施工管理技士補の受験資格

2級施工管理技士補の資格を得るための試験は、満17歳以上であれば誰でも受験可能です。
現場経験がなくても受験できるため、将来土木や建設業を目指す高校生でも受験が可能です。

施工管理が適格に行える基礎的な知識や能力が問われる設問となります。
合格ラインは60%以上の得点です。
過去の施工管理技士検定の学科試験の問題が一通り理解できていれば合格ラインに届くでしょう。

取得のメリット

創設後間もない資格となるため、2級施工管理技士補の資格を取っても役立つのか疑問に思うかもしれません。
実務の部分では2級施工管理技士補の資格だけでは役立つとはいいがたい部分があります。

ですが、企業にとっては経営事項審査で加点対象となる人材となるため就職には有利に働きます。
2級施工管理技士補の資格だけでは加点対象とはなりませんが、CPDで単位を取得すれば加点対象です。

先に2級施工管理技士補の資格を取得しておけばあとはCPDの単位取得だけで済むので企業側には好印象を与えるでしょう。
また、この先2級施工管理技士、1級施工管理技士を目指す意欲がある人材と考えられますよね。

企業側としても施工管理技士が目指せる人材として採用したいと考えるでしょう。
また、取得した本人も「施工管理技士補」の称号が得られることでモチベーションを上げていけますね。
次は施工管理技士を目指そうという意欲も高まるでしょう。

施工管理技士補の資格は永年通用する

従来は施工管理技士の学科試験に合格しても、実地試験に不合格となると一年間しか学科試験免除が受けられませんでした。

ですが、施工管理技士補の資格が創設されたことで、第一次検定に合格すれば永年に渡り第一次検定を受け直す必要がなくなりました。
施工管理技士補となって時間がたっても、すぐに第二次検定に進めます。

2級施工管理技士補の資格取得後に目指したいこと

実務面では2級施工管理技士補の資格を取得しても大きなメリットがありません。
ですが、2級施工管理技士への最初のステップを超えた証となります。
次は第二次検定にチャレンジし、2級施工管理技士を目指せますね。
2級管理技士となれば主任技術者として活躍できるようになります。

さらに2級施工管理技士の資格があれば、1級施工管理技士検定の第一次検定の受験資格が得られます。
1級施工管理技士補の資格取得者がいれば、監理技術者は二つの現場管理を兼任できるようになります。

現在監理技術者不足が深刻となっている土木・建設業界にとっては、1級施工管理技士補の有資格者は採用したい人材となります。
1級施工管理技士補として活躍し実務経験を積むことで、1級施工管理技士第二次検定の受験が可能となります。

このように活躍するための第一歩が、2級施工管理技士補の資格です。

まとめ

現場経験がなくても満17歳の誕生日以降であれば2級施工管理技士の第一次検定の受験は可能です。
将来土木や建設業界で働くことを考えているなら、取得して損はない資格でしょう。

資格取得の勉強がそのまま施工管理技士がどのような仕事なのかを理解することにつながります。
スキルアップを目指すための第一歩となる資格でもあるので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

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