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CADオペレーターはしんどいの?しんどさの理由や大変なこととは

PCを使い図面を作るCADオペレーターの仕事は「しんどい」と思われがちです。
今回は、なぜCADオペレーターはしんどいのか、何が大変なのかを解説します。
CADオペレーターのしんどさの解決法もまとめているので、参考にしてくださいね。

CADオペレーターはしんどいの?しんどさの理由や大変なこととは

CADオペレーターがしんどいと感じる理由

CADオペレーターの仕事がしんどいと感じるのはどうしてでしょうか。
そこにはCADオペレーターだからこその理由があります。

CADとは?

CADは1960年代に飛行機の設計のために開発されたものです。
人が手作業で作図していた図面を、コンピュータを用いて作図できるようにしたシステムです。
手書き作図するよりも簡単で、修正も簡単にできます。

またデータとして管理できるようになるため、保管や複製も容易です。
複数人で同時に作図できるなど、データ共有できるメリットもあります。

画面を見続ける細かな作業

CADオペレーターはCADというシステムを使い、モニターを見ながら製図作業を実施します。
長時間モニターを見続け作業する必要があるため、目を酷使しやすくなります。
瞬きの回数が自然と減るため、ドライアイの症状を起こしやすいのです。
また眼精疲労も起こりやすいでしょう。

姿勢の悪化と血行不良

画面を凝視し続けることで、自然と姿勢が悪くなることも多くなります。
本来ゆるくカーブしている首の骨がまっすぐになってしまうストレートネックとなってしまう人も多いのです。

ストレートネックになると血行不良を起こしやすくなり、肩こりや腰痛といった症状を訴える人が増えます。
血行だけではなくリンパ液の巡りも悪くなり、むくみを感じる人も多い特徴もあります。

坐骨神経痛やヘルニアになる場合も

集中すると時間を忘れて作業に没頭することも多く、座りっぱなしの状態が続きます。
腰回りの血行が滞り、腰痛や足のむくみを感じやすくなるだけではなく、坐骨神経痛を引き起こす心配も出てきます。
さらに、ストレートネックにより頭の重さが支えられなくなり、ヘルニアなども引き起こす原因となる可能性もあります。

精神的なプレッシャーも

作図が滞ると、部品の作成をはじめとした次の工程にも遅れが出るため、CADオペレーターは納期に追われると感じる人が多くいます。
またCADによる作図はミスが許されません。
精神的には大きなプレッシャーを感じるポジションです。

また、納期間近は多量の作業が必要で残業が続く一方、納品が終了すると仕事が減る傾向があります。
仕事の波が大きいと感じることが多い仕事です。

専門知識の習得が必要

CADの操作は、ある程度の知識があれば可能ですが、実際には製図に関する知識や設計に関する知識も要求されます。
建築系の作図であれば建築に関する知識を、機械系の作図であれば機械設計に関する知識も求められます。
設計士からのオーダーを理解し、さらに作業者からの質問に答えられる専門的知識の習得を求められる場合も多いのです。
専門知識の習得には時間も労力も必要となります。

しんどさを緩和するための対策とは?

CADオペレーターとしてのしんどさを緩和するためにはどうしたらよいでしょうか。

適度な休憩をはさみながら作業する

作業は、適度な休憩をはさみながら実施するようにしましょう。
1時間に1度程度は立ち上がり、ストレッチや軽い運動をするなどの気分転換も必要です。
目も酷使しやすい仕事なので、遠い場所を眺めるようにすることも習慣化したいですね。

もしリモートワークが可能な職場であれば、ときには自然が多い場所に仕事場を移し、目を休める環境で作業するのもよいでしょう。

働き方を考える

正社員として働くと、どうしても残業が増える傾向があります。
ですが、派遣スタッフや契約社員として働くことで、就労時間により給与が変わってきます。
勤務先も「できるだけ労働時間を減らそう」と考えやすくなり、残業させないよう努力しようとします。

CADオペレーターとして高い能力があると、時間制でも十分な収入が得られる職場も多くあります。
無理に正社員にこだわらず、非正規で働く方法もよいでしょう。

一方で、安定的な仕事を求める場合には、やはり正規採用の方がよいでしょう。
さらに、キャリアアップを目指し、設計士を目標にする方法もあります。
専門知識の習得など苦労する場面も多くなるかもしれませんが、設計士になれば、収入面もCADオペレーターよりも高くなるでしょう。
働き場所にとらわれない自由な働き方もしやすくなりますよ。

まとめ

モニターを凝視しながら作業するCADオペレーターは、時を忘れて集中しやすい仕事です。
画面上で細かな作業をすることも多いため、目を酷使する作業となるでしょう。

また姿勢が悪くなりやすく、坐骨神経痛やヘルニアといった疾患も抱えやすいと言われています。
適度に休憩をはさみながら、余裕をもって作業することも必要でしょう。
また、このようなCADオペレーターのしんどさを理解してくれる職場を選ぶことも大切ですね。

京和工業株式会社では、住宅・建築・土木など、幅広い事業を展開しています。
CADオペレーターに興味がある方、「今、CADオペレーターとして働いているけれど、しんどいので環境を変えたい」という方は、ぜひお問い合わせください。

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